お湯と石けん水などのアルカリを使う方法です。 お湯がキューティクルを逆立て石けんが羊毛を滑りやすくし、引っ掛かり易くなったところに振動を与えて、キューティクルを絡ませます。 セーターを洗濯機で洗うと縮んでしまうのと同じ原理です。
とのこと。
お湯と石けん水(食器用洗剤などを溶かしたものでもOKらしい)さえあれば出来るらしいし、これだとシート状のしっかりした素材も作れるらしいし、あとフェルトボールが簡単に短い時間でたくさん出来るらしい(!)ので、試しにやってみることにしました。ちなみにフェルトボールとは、まさに「フェルトで作った玉」のこと。
フェルトボールをたくさん作って、アクセサリーの材料にしたかったので、初めはニードルでちくちくやっていたのだけど、1つのフェルトボールを作るのに1時間くらいかかる…。初心者なのでまだまだ遅いんだとは思うのですが、今の私では最速でもそのくらいが限界。でもそれだと、大量のフェルトボールを好きな色で作っていくには時間がかかりすぎるので、「よし!水フェルト試してみよう!」と思い立ったわけです。
水フェルトなら、先のとがったニードル針を使わないので怪我の心配もなく、お子さんと一緒に楽しみながら作ることもできるというブログをたくさんの方が書いてらしたので、それも素敵だなあと思い。
ハマナカさんからは、「ふってふって」というキットも発売されていて、かわいらしいです。
でも、専用の道具がなくても「手だけで出来る」「がしゃぽん(ガチャガチャ)の丸いカプセルがあれば出来る」らしいので、まずは身の回りにあるものでチャレンジ!
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・がしゃぽんのカプセル
・セロハンテープ
・タオル
・好きな色の羊毛…2gくらい
・50度くらいのお湯(手を入れられるけどちょっと熱いくらいの温度)…500mlくらい
・食器用洗剤など…2滴くらい
(※「くらい」と書いているのは、厳密にその温度や量でなくても大丈夫だからです(*^_^*))
■まずはがしゃぽんのカプセルを用意。
(1個あればいいです。2個あれば器用な方は両手を使って一度に2個のフェルトボールを作れるかも?)

■がしゃぽんのカプセルのてっぺんには穴が空いてるので、それをセロハンテープなどで塞いで、石けん水が漏れないようにします。

■今回は紫色のフェルトボールを作ります。2gくらいの羊毛を用意。

■両手で羊毛を裂いて、ふわっふわの状態にします。
(裂いておくと繊維が絡まり易くなるそうです。)

■裂いた羊毛を軽く手のひらの中でまとめて、カプセルの中に詰めます。

■石けん水を用意します。
お湯の温度が高ければ高いほど羊毛が早くまとまるらしいです。この日は50度くらいのお湯に、2〜3滴の食器用洗剤を投入。液体洗剤だと混ざり易くていいですが、普通の石けんやシャンプーなどでも良いらしいです。ほんの少しぬるぬるするかな?どうかな?くらい。このあとカプセルを振ったり直接手でフェルトボールを転がした時に、ちょっとだけ泡立つか泡立たないかくらいの薄い石けん水でOKです。泡立ちすぎると成形しにくくなります。

■カプセルに、作った石けん水を入れます。大さじ3杯くらいかな?

■羊毛がひたひたに浸かるくらいの石けん水を入れて、カプセルに蓋をしてしっかり閉めます。

→続きは次の記事へ
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長くなってしまったので次の記事に続きます。
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子どもでも出来る羊毛フェルトの作業方法について、質問をいただいた際に、ブログを紹介させていただきました。ありがとうございました。
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開催事務局・担当者:藤川