【近況】
■■演劇関係■■
【出演】5月12日(金)〜17日(水)MCR 本公演『不謹慎な家/佐藤さんは殴れない』@OFF・OFFシアター(下北沢)に出演します。詳細はこちら。ご予約開始は4月12日(水)0時です。[2017/03/08]

■■映像関係■■
【出演】短編(2分)の映画『End Of Asia 〜アジアの端の不思議な帽子屋〜』が、SONYの「PROFESSIONAL MOVIE AWARD」にて審査員賞を受賞しました。こちらからご覧いただけます。[2017/01/17]
【出演】出演DVD『love and hate』の発売を記念して、挿入歌「どしゃぶり」のMVが公開となりました。詳細はこちら。[2015/03/12]
【出演】出演作「連続webドラマ[CHATGIRL 2nd]Saori〜優しい女〜」も含めシリーズ全話が収録されたオリジナルDVD『love and hate』が数量限定販売中です。詳細はこちら。[2015/03/12]

■■音楽関係■■
笹口騒音オーケストラ参加の新アルバム「笹口8才記念盤 スピリットアルバム『あなたの悲しみは売れるだろう』」発売中。通販はこちら。[2017/03/08]
笹口騒音オーケストラの1stライブDVD『TOMORROWISLAND IN THE MOON』発売中。詳細はこちら。通販はこちら。[2016/07/13]
笹口騒音オーケストラの公式Twitterができました。[2016/02/12]


2017年03月08日

【出演情報】MCR『不謹慎な家/佐藤さんは殴れない』

MCR 本公演
『不謹慎な家/佐藤さんは殴れない』
脚本・演出:櫻井智也(MCR)
2017年5月12日(金)〜17日(水)
@OFF・OFFシアター(下北沢)
【ご予約受付開始】4月12日(水) 0:00
【チケット予約フォーム】※準備でき次第こちらにUPいたします。

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【Introduction】
今回はどういう事かというと、新作と再演の二本立て、という事なんですが、
最初は再演の二本立てにしようと思ってたんですね、
で、昔の作品を辿ってみたら外部に書き下ろした「不謹慎な家」って作品が
ちょうど人数もいいしMCRではやってないって事で良いかなと思ったんですけど、
女の子がメインのお話なのでおっさん劇団MCRじゃ再演できないじゃん、
って事になりまして、
でも気に入ってる作品なのでそれは客演さん呼んで再演しよう、
で、別の再演と組み合わせて二本立てにしようと思ったんですけど、
ちょうど良い人数で再演できるような作品がなかったもんで、
もう一本は苦渋の選択として新作にしました。
つまり、今回はどういう事かというと、そういう事です。
よろしくお願いします。

櫻井智也

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【Outline】
「不謹慎な家」
刑務所に入った男を待つ場所として同じ境遇の女たちが家を借りた。
その家で女たちはそれぞれの相手が刑期を終えるまで生活する。
一人では、何かに押しつぶされそうだから。
一人では、笑うことも(なんとなく)憚れるから。
一人では、あなたを待てないかもしれないから。

待つことの意味さえ朧げになりつつも待ち続けてしまう女達の、
励まし合い、怒鳴り合い、時に侮蔑しまくりな強さと弱さを、
なんだかスレスレな感じで描いていくおはなしです。

+++

「佐藤さんは殴れない」
佐藤さんは猫が好きで、猫は佐藤さんが大嫌い。
みんなは佐藤さんを好きだけど、佐藤さんは猫しか好きにならない。
佐藤さんはそんな一切合切を隠してなだめつつ、世界と仲良く暮らしています。

研ぎ澄まされた集中力が秒単位でしか発動しない愉快な「佐藤さん」の、
恋とか愛とか嘘とか本当なんかを、愉快な罵詈雑言で彩りつつ
それでも明日へ向かうおはなしです。

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◆出演
(※たなか沙織は、「不謹慎な家」にのみ出演いたします。)

「不謹慎な家」
 徳橋みのり(ろりえ)
 澤唯(サマカト)
 たなか沙織
 志賀聖子
 堤千穂
 堀靖明
 濱津隆之

「佐藤さんは殴れない」
 佐藤有里子
 櫻井智也
 おがわじゅんや
 北島広貴
 伊達香苗
 堀靖明
 加藤美佐江

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◆タイムテーブル

2017年5月12日(金)〜17日(水)
12日(金)19:30[不]
13日(土)15:00[不]/19:00[殴]
14日(日)15:00[殴]/19:00[不]
15日(月)15:00[不]/19:30[殴]
16日(火)15:00[殴]/19:30[不]
17日(水)19:30[殴]

[不]…不謹慎な家/[殴]…佐藤さんは殴れない
※開場は開演の30分前、受付開始は開演の45分前です

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◆会場

OFF・OFFシアター
〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-11-8 TAROビル3F
<アクセス>小田急線「下北沢」駅 南口出て目の前

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◆チケット【全席自由席】

前売…3,000円
当日…3,300円
通しチケット…5,000円

≪ご予約≫
受付開始…4月12日(水) 0:00
※チケットご予約フォームが準備でき次第、こちらにUPいたします。

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MCR

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1994年に脚本・演出の櫻井智也を中心として、当時同じ専門学校に通っていた数人により結成。
最近では下北沢を中心に「軽妙な会話」で紡ぎつつ「悲劇的状況をも喜劇に転化させる」作品を上演しています。

CoRich!舞台芸術まつり2009に於いてグランプリを受賞。(作品名「シド・アンドウ・ナンシー」)
2010 年、三鷹市芸術文化振興財団主催のMITAKA “Next”Selectionに参加。
2011 年北海道にて公演。
2012 年度サンモールスタジオ最優秀団体賞を受賞。(「貧乏が顔に出る。」)
2016 年三鷹市文化芸術財団主催「太宰治作品をモチーフにした演劇」第13回に参加。

どこに向かうか問われたならば、俺こそがそれを知りたいと答える、そんな劇団です。

公式HP…http://www.mc-r.com/




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2017年02月03日

アマヤドリ『銀髪』@本多劇場、雑感

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また書くと書いたので公演終了してしまったが書くアマヤドリ『銀髪』@本多劇場を観ての雑感。Twitterに書くにはあまりに長くなるのでこっちに書くことにした。久々のブログ更新がこれって!だし、元はTwitterに書こうと思って書き出したものなので、読みにくいかもだけどお許しください。

再々演にあたる今回私は10年前の再演ぶりに観劇したが、再演当時物足りなく感じたのは作品全体・一丸となって押し寄せるべきエネルギーの不足と脚本テキストの洗練されてなさだった。広田さんがもっと刺さる言葉を書いて演るのを期待していた自分には不満だった。
「ラーメン屋のバイト仲間で起業したパニックを売り物にするベンチャー企業が、やがて国民的支持を得て巨大企業へとのし上がって行く」という巻き込み系の物語のエネルギーの渦巻くさまをもっと、もっともっと、目の前で生の人間が起こす熱量として感じたかったし、そのエネルギーのうねりに巻き込まれず凛と立つ、広田淳一の、時に詩的でコミカルで哲学的な拡がりをも見せるテキストの世界を同時に感じたかった。

10年を経て、再々演の今回を観劇した。
かなり期待していたのでコンディションとして万全の状態で観劇に行ったこと、そして、私自身役者を生業にしている身だけれど今はそれを棚上げにして一観客としてこの文章を書くということを、先に、かっこ悪いけど前置きしておく。役者のことについても触れるので、「偉そうに言ってるけどてめぇはそれ出来んのかよ」と思われることろがあって仕方ない。しかしその側面ありきでは何もストレートに書けなくなるので無視して、そのあたりは恐れずに書く。

結論、私には突き刺さるものが何もなかった。
エネルギーは本多劇場の舞台上だけで風となって消えてしまい客席の側へ押し寄せてくる体感がなかった。スノウドームの中でたまにひゅうと風が吹く線が見える、ガラスの向こうの世界のようだった。どきどきした瞬間もあった。でもそのどきどきはどこにも到達しないまま、テンポの悪さや熱量の足らなさでふんわりと溶け消えてしまった。それじゃだめだ。この作品はそれじゃだめだと私は思う。
そして何より、単純に台詞が聞き取れない箇所が多々あった。開演早々、「ああこれは台詞を聞き取ることに集中しなければ」と思った。その分ほかの集中力を割く分けだから、これは悲しい。役者によって、そしてシーンによっては聞き取りやすいところもあった。けれど9割、「聞くことを頑張ってようやく聞こえる」台詞だった。
エネルギーと台詞の問題は、席によるところもあるのかもしれない。私はH列での観劇だった。けれど本多劇場ではH列より前に7列、後ろに8列ある。
それじゃだめだ。それじゃ本多劇場でやるにはだめだと私は思う。
これらエネルギーと台詞の問題が総じて、「箇条書きとしての“出来事”の進行はわかる」「広田淳一の描き出す仮想世界の“状況”は伝わる」/「しかしそこに“生きた人間”が立っていない」という感触がした。
台詞の問題と近いが全く別の事項として、役者が発する以前のテキストの問題もそこにはあると思う。出来事を実況するためのテキストの分量が多いように感じた。それはそれで必要。絶対必要。でも生きている人間の感情や思惑が見え隠れする言葉や、広田さん独特の急に脳内思考を宇宙規模にふっ飛ばされるような言い回しが、もっと聞きたかった。

私は、そこで生きる人間の在り様が見たい。
そこに在る世界の状況を見たいわけじゃない。
そして広田さんには宇宙に連れてって欲しい。

だからね、期待の心は不完全燃焼だったし、不満でした。
でもそれは、私が見たいものとアマヤドリがやろうとしているものがそもそも違うのかもしれない。つまり好みの問題かもしれない。

物語終盤の、社運を賭けた一大イベント「ノストラドン」は、演劇としての盛り上がりに欠けた。「え?どこが山頂?」みたいな感じだった。そして多くの人物が錯綜する中、個々の思惑やそれの落ちどころが曖昧だった。「ノストラドン」自体もいったいどうやって収束した出来事なのか、あのナレーションではいまいちわからなかった。
ラストのダンスは美しかった。見惚れた。けれどそれが物語にとってどういう効果をもたらすのか私には繋がるところがなかった。
役者それぞれの奮闘も美しかった。みんな抱きしめてまわりたいくらいだった。けれどあの劇場空間でやる上での課題は確実にあって、それは板には上がっていない人間にしか見て取れない部分もきっとある。
涙しそうになるシーンもあった。でも、でもじゃあそのシーンが作品全体にどう影響しているのか、それが問題だと思う。
「劇団としてこれからもやっていくのだ」という意思がそこかしこから感じられたのも嬉しかった。配役や、広報面への劇団員の関わり方や。私は劇団という単位で継続的に演劇をつくることをとても素晴らしいと思うし、その広田さんの考えには物凄く共感するところが多い。→このあたりの記事〔http://shibainomachi.com/2017/01/29/0202/
劇団が一丸となって公演を盛り立てようとしている、本番よりずっと前から行われていた、各種チケットの設定や、下北沢練り歩きなど、様々な取り組みも本当に素晴らしいと思った。

雑感という名のもとに思いつくまま全く丁寧じゃなく書いたけれど、私はそんな感じでした。
広田さんがいつかまたこの脳みそを宇宙に連れてってくれないかな、と私は勝手にずっと思っちゃうんだと思う。そういう体験をさせてもらったことが過去にあるから。劇場に座っているその現在地を見失うような体験をまたしたい。好きだからこんなにも、書かないでいられないんだ


アマヤドリ『銀髪』→http://amayadori.co.jp/archives/8910
アマヤドリ『銀髪」感想まとめ→http://amayadori.co.jp/archives/8910


posted by たなか沙織 at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇*読書*映画*音楽*アート…etc | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月10日

ルイボスティーをずっと飲んでる

いただきもののルイボスティーをずっと飲んでいる。
これとても便利で美味しい。

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先日初めて結構本格的な人酔いをして電車を降り、しかし駅のベッドが熱中症ぎみの人であふれかえっていて休める場所がなかったりして、体を横に出来るところを探してしばらく休んだりしたものの良くならず、おめおめ自宅に帰宅して静養する、みたいな、自分でも驚くへこたれ具合をしめした。
おめおめ、って初めて使ったかも。

電車の中で人のにおいが敏感に感じられすぎて気持ち悪くなる、みたいなことがたまにあるけど、あれなんなんでしょうね。結構困る。
願わくば満員電車使わないで生活できる圏内で暮らしたい。

寝不足だったのかもしれないし、貧血だったのかもしれないし、熱中症ぎみだったのかもしれないし、何をどうしていいのかわからないので、梅干しを食べたり鉄分のサプリを摂取したりとにかく水分をたくさんとったりしてました。梅干し美味しい。

ひょんなことで、ぎゅうぎゅう押し込めておいてある過去の感情の引き出しがぶわっと開いてしまったりしたものでメンタル的に数年に一度くらうかくらわないかみたいな打撃を喰らってしまい、まあその前に知らない犬に噛まれてその飼い主がちょっと独特な人だったのでそのやりとりでの疲労も多少あって、結果軽く倒れて、素晴らしいだろう多数の演劇や音楽の催しを棒に振りました。

犬は嫌いになってない。
でも前よりちょっと、猫もいいなあ、みたいな気持ちが強くなった。なぞ。別に犬の反意語は猫ではないのに。猫ももともと好きです。



なんだかなあ、みたいな感じでいたのだけど、Mステでくるりが初期メンバー3人で「東京」をやるというので録画をしていて、それはそれで20周年とはこういうことかーと色々思うところあり素敵だったのだけれど、くるりの前のノラ・ジョーンズの弾き語りを聴いて川上未映子さんの和訳について考えていたら文字を書きたくなったので、普通のブログいつぶりだろう、みたいな感じで長々と、だらだらと、書いております。
未映子さんの語感が昔から好き。だから今度のノラの新譜もとても楽しみだよ。ただでさえ4年ぶりの新譜なのに。



で、なにって、
結局、元気出す序盤に手助けしてくれるのは音楽なのかなあ、とか思う。
演劇と何が違うんだろうか、とか思う。
音楽ずるい、とか思う。
こっちの都合で聞き流したり出来る。
どのくらいの集中力で向き合うかみたいなことがこちらで割と制限できる。だからいろんな楽しみ方ができる。
もともと知ってる曲を聴くって手もある。
あとなにって、どのバンドや人がどんな音楽を鳴らすか、自分がそれに対してどんな感覚を抱くかを、ある程度想定して、必要なら構えることもできる。
しかし、それらを飛び越えて人生変わるような音楽を演られてしまうことも、もちろんある。
人生のある点で聞いてた音楽は、ワンフレーズで自分の五感全部を当時の自分に引き戻したりしてくれちゃうものだから、そういうことに救われることもよくある。初めて聴く音でも、ものの数秒でナニコレ、って心奪われたりする。
演劇より持ち運べて、いろんなところに置いておけて、好きなところだけ聞けて、とか生活に寄り添えるという点で、優しいし、強い媒体だなあと思う。

音楽に感謝する場面があると、同時に演劇のことも考える。そりゃ。
演劇に救われてきたから。愛憎みたいになってるけどやっぱり好きだから。とても大切だから。
でも、ほんとうに元気がない時に、つまり「楽しもうとする気力がない」ので「楽しいことがなにもない」みたいな状態の時に、演劇を観るっていうのはやっぱりなかなかにエネルギーを要することなので難しい。私には。
ものすごく心を揺さぶられる可能性のある媒体だってことを、なまじっか知っているので怖い。
演劇を観に行って得るものってなんだろう、「過去を洗い流すような感動」かもしれないし「目の覚めるような気付き」かもしれないし「踊りだしたくなるような愉快な気持ち」かもしれないし「ほっこりあたたかな気持ち」かもしれない。でもそのどれだとしても、いいものを見れば確実に心が揺れて、揺れた心に対して自分の現状とか過去とか将来を考えざるを得ない。
それが素晴らしいことだし、でも弱っているときにはその余裕がこちらにない。
そもそも、観に行った先にどんな感触を得て帰る可能性がある演劇なのか、どんなテイストでどんな雰囲気でどんなことが描かれそうな作品なのか、…みたいなことが演劇ってのは観る前は本当によくわからないので、おそろしい。
それに関しては、提供する側の人間としてはいろいろ思うところあるけれど、脱線するのでまた今度にする。
ともかく、音楽よりもハードルがちょっと高い。
それでも、家を一歩出る元気があれば、面白い演劇をなるべく見逃したくないと思う。
あーでも、あひるなんちゃら、とかはどんな自分でも観れるのかなあ。あひるなんちゃら、素晴らしいなっていつも思います。スズナリで2,000円ってどういうことなんですかほんと。楽しみです。下北沢ザ・スズナリで9/17(土)〜9/20(火)です。なんの回し者でもないです。

演劇って、いいものは絶対、明日から見える風景を少し豊かにしてくれる。絶対に。
でしょ。


人生変えられちゃうくらいの演劇が好きだし、人生変えられちゃうくらいの音楽が好きです。そういうものを演り続けれる人間で在りたい。



まとめとしては、
演劇観に来てくれる(くれた)みなさんやっぱりありがとう、ってことと、
先日まで出演しておりましたMCRが12月公演の出演者オーディションやるそうです、ってことと、
まだまだ暑い毎日だからお気をつけください毎日梅干し食べるのいいかも、ってことと、
豆乳もわりとたくさん飲んでます、ってことです。
深夜にかまけて読み返さずにアップします。



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【次回出演はこちら】
出演者&観客一体型のゲーム&トーク&バトルイベント
『ザ・アナログゲーム・ショウ』
​2016年10月20日(木)
OPEN…19:00/START…19:30
@渋谷・道玄坂ヒミツキチラボ
出演…金沢涼恵、小野川晶(虚構の劇団)、たなか沙織、小園茉奈(ナイロン100℃)、他
Twitter…@a_gameshow
WEB…http://analoggameshow.crayonsite.net/



posted by たなか沙織 at 01:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日々の生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月05日

MCR『無情』、終了しました

遅ればせながら、
8月24日(水)〜30日(火)の1週間、下北沢ザ・スズナリにて公演しておりましたMCR『無情』、無事すべての日程が終了しました。

公演終わって朝まで打ちあがった後、映画の舞台挨拶もあったりし、しかしひとまず身体と気持ちを落ち着けようと出掛けた先で犬に噛まれたりし、てんやわんやしておりましてようやく落ち着いたら、すっかり1週間も経ってしまいました。

お越し下さった皆様、気にかけて下さった皆様、スタッフ・劇場・共演者の皆様、心からありがとうございました。
MCR史上、最大動員数の公演となったようです。嬉しい。
数のことは作品とはまた別の話でもあるとも思いますが、けれどこの作品がそれだけ多くの方の目に触れたということに、感謝しかありません。


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全員の大入袋の裏に、可愛いイラスト。
櫻井さんの描いたねこと、山本さんの(たぶんくさい)花。
大好き山本さんは、チラシと物販台本のイラストを描いてるスタッフさんです。
(ちなみに台詞だと「見てるわよ、あんたを」と言っているところに、山本さん的スパイスが付加されたと思われる)

写真にうつっている通り、久々に台本の自分の台詞に色をつけたりしましたね。
(劇団員の皆さんもそこここに書いてらっしゃるのでいいかなと思いつつ書くと、)「MCR恒例の」と言えば知る人はよく知る、本番直前にものすごい集中力を発揮する事態になりまして、なんでもいいからやれることは全部やろう、と無我夢中で迎えた初日、そして1週間のステージでした。

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奇病で足から上半身へだんだん体が動かなくなる女、櫻井さんと夫婦の「沙織」役でした。
毎ステージ新鮮で刺激的で楽しかった。
楽しかった、とこんなに無防備に言えるのは、初めてのことでした。
楽しい分悔しくもあり、情けなくもあり、怖くもありましたけれど。
でも私にとっては特別な、素晴らしい時間でした。
素直に怒って、軽口叩いて、嫉妬して、怖れて、笑って、泣いて。

MCRはいつも本人の名前を役名にするのでご存知の方には当然のことになっている話だとは思うのですが、自分の名前の役をそのままやるというのは、そして相手役のことを実際日常でその人の名前として認識している名前で舞台上でも呼ぶというのは、なんとも不思議な感覚でした。
舞台上で、「沙織、沙織、」とあちこちから呼ばれる。
そればかりが理由ではないけれど、普段の自分のパーツのどこかを無理に増幅することなく、未だかつて無いフラットさで、そのまんまの状態で、舞台に立っていた気がします。
まあ多少、というかかなり、普段より口が悪い感じになっていましたけれど。
おかげで通常営業の自分に若干の影響が出ていて、チューニングが難しいことになっていますけれど。
それはパーツの増幅というよりは、発露のゲージを変えたという感じで、私にとってはなかなか日常でうまく出来ないでいることを「やっていいんだよ」と許されているような感覚でもありました。

今回の『無情』は10年前に上演した作品の再演だったわけですが、台本全体における再構成や改変はもちろん、演じる役者ごとに違和感ない台詞に櫻井さんが微調整してくださったりしていることを、台本の差し替えが来る度に感じたりもしました。


今回「MCR史上、最大動員数の公演となったようです」とさきほど書きましたが、私自身でも一番多くの集客が出来た公演になりました。
その中には、2度・3度と観に来てくださった方も多く、また、音楽関係の友人・知人・お客様も多く。
私がいることを理由に「演劇を初めて観る」という緊張や「劇場ってどんなところ」という緊張を飛び越えて観に来てくださったことが嬉しかった。私はライブハウスとても怖かったし、初めての場所ののれんをくぐるのはどんな時もとてもドキドキすることだとわかる。
トランペットを吹いている私も私であることに変わりなく、しかし劇場にいる私も重要な私の一部であるので、音楽方面の皆さんにはそれを観ていただけることも嬉しかった。
同様に、普段ライブハウスに足を運ばない皆さんを、たまには音楽の世界に引きずり込むことが出来たらいいなあとも思います。

演劇が好きな人にとっても、劇場に足を運ぶっていうのはなんでもないことではないでしょう。私は劇場に顔を出すのがとても怖い時期もあったし、たくさんあるラインナップの中からどの作品のどのステージを観に行こうか必死に調整したり時間やお金や心の余裕を作ったりしてくださって、いまそこに皆さんが座ってくださっている、ということに、改めて感謝した公演でした。大好きなスズナリの舞台の真ん中で、ずっと客先の方に体を向けながら。


そこに立ち会ってくださった奇跡を、ありがとうございました。
『無情』という作品の光景や感覚が何か、皆さんの中に残ったりすれば、嬉しいです。
くだらないシーンをふと思い出して、ふふと笑っていただければ、嬉しいです。


またお会いしましょう。



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【次回出演はこちら】
出演者&観客一体型のゲーム&トーク&バトルイベント
『ザ・アナログゲーム・ショウ』
​2016年10月20日(木)
OPEN…19:00/START…19:30
@渋谷・道玄坂ヒミツキチラボ
出演…佐藤貴史(サモ・アリナンズ)、金沢涼恵、小野川晶(虚構の劇団)、たなか沙織、小園茉奈(ナイロン100℃)、他
Twitter…@a_gameshow
WEB…http://analoggameshow.crayonsite.net/



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2016年08月23日

MCR『無情』ご観劇の皆様へ|ご来場に際してのご案内

MCR
『無情』
ご観劇のお客様
当日券をご検討のお客様 へ
(最終更新:2016/8/27)

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◆会場
下北沢 ザ・スズナリ
〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15
アクセス…小田急線・京王線「下北沢」駅 徒歩10分

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◆受付〜開場
・建物正面から右手にのびる階段を上って2階に、受付がございます。
・当日精算にてご予約のお客様は、受付にてご予約の【お客様のお名前】をお伝えください。
・受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前です。お席は【全席自由席】です。綺麗にパンフレットが置いてあるままの、まだ誰かの荷物や上着が置いてないようなお席が、おそらく空いているお席です。
・お席に着くと、パンフレットにたくさんのチラシが挟んであります。出演者の今後の出演舞台や、それ以外の公演のチラシです。開演をお待ちの間にご覧いただいたり、お荷物になりますがよろしければお持ち帰りください。気になるものだけ持ち帰って、あとはお席に置いて帰る、というのもOKです。
・小さなロビーがございますので受付後はそちらでお待ちいただくこともできます(が、とっても狭いです)。
・喫煙所は、受付を出て階段下(屋外)に設置予定です。

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◆当日券
・毎公演、受付開始時間(開演45分前)に会場受付にて販売いたします。
・前日の24:00までは、WEB予約フォームにて前売券をご予約いただけます。
↓こちらからご予約いただくと「たなか沙織扱い」でのご予約になります。
https://www.quartet-online.net/ticket/mujo?m=0ccjbec

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◆料金
前売…3,500円
当日…3,800円
学生…2,000円(中学生以上の方は学生証または年齢が確認できるものをお持ち下さい)
前半割引…3,000円
平日昼割引…3,000円

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◆開演時間の確認
2016年8月24日(水)〜30日(火)
27日(土)15:00/19:00
28日(日)15:00
29日(月)19:30
30日(火)19:00
 ●…前半割引、☆…平日昼割引

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◆上演時間
・現状、1時間45分を予定しております。
・途中休憩はございません。
・お手洗いは会場内にございます。一度お席に着くと、場内の通路が狭く離席がお手間な場合がありますので、御用はお早めにお済ませいただけましたら幸いです。

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◆その他
・季節柄、会場内はすごく冷房の効いた状態だったり、逆に、少し暑いな、という環境になってしまう場合が予想されます。上着をお持ちいただくなどして、体温調節していただけましたら幸いです。
・お席での飲食、喫煙、撮影は禁止です。
・携帯電話、スマートフォン、アラーム付き時計などは、音のならない状態にご設定ください。わずかなバイブレーションの振動音でも意外と響いてしまい他のお客様の観劇の妨げになる可能性があります。快適な観劇環境のため、完全に音の鳴らない状態になるよう、ご協力お願いいたします。
・終演後は私は、支度が整い次第会場の外に出ますので、お時間が許せばご挨拶させてください。また、お気軽にお声がけいただけましたら幸いです。

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最後まで読んでくださってありがとうございます。
暑い中ですし、急な雨が降ったりもする季節ですが、どうぞお気をつけてお越しください。
ご来場、こころよりお待ちしております。


公演詳細…http://bit.ly/tsinfo1508

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